ダルブッカとは:
ゴブレット(酒杯)の形した片面の太鼓で、中東・北アフリカのイスラム地域に分布する、
アラブ音楽には欠かせない楽器。
起源は古く、古代ペルシャ(現代のイラン)で発明されたと言われる。元来胴は陶で作られ、
打面には動物の皮が使われた。古代ぺルシャではゾロアスター教が信仰されており、それによると
宇宙は4つの元素(土、水、空気、火)で成り立っていると考えられていた。
ダルブッカは「土(粘土)」を「水」でこねて、「空気」で乾かし「火」で焼くので、万物の4元素を象徴するとされた。
しかし素焼きの胴や動物の皮は扱いが難しいため、現在では金属の胴にプラステイックが主流になっている。
有泉のさんコメント:
私の先生は海沼正利先生という方です。NHK新シルクロード・アンサンブルのメンバーでもあり、
日本を代表するパーカッション奏者です。善久先生と同じ音大の1年後輩で、お互いをよく知っているそうです。
毎回新宿まで重い太鼓を担いでレッスンを受けに通っていますが、先生の演奏を聴くと魂をゆさぶれるような
感動を覚えます。
私はとてもとてもそこまではいきませんが、老後の楽しみとして、のんびり少しでも上達できればと思ってます。